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入門 制御の森を歩く① ～制御工学と制御理論の全貌を概観する～
2026年1月14日(水)開催セミナー「制御の森を歩く① ～制御工学と制御理論の全貌を概観する～」
セミナー概要
ロボットや自動運転など人手不足や災害復旧などわが国が抱える諸問題の解決に「制御」は基幹技術として活躍しています。この制御技術は、機械、電気、化学などあらゆる工学分野の製造過程や最終製品に埋め込まれているのでその理解を深めることは非常に有益なのですが、ツールのひとつとして紹介されるだけで全貌を理解する機会は得られないのが現状です。
本セミナーの目的は、制御工学や制御理論の全貌を概観し、理解を深めることです。学生時代に制御工学を学んだが理解が浅いと感じている方などには最適ですが、教養として「制御」を知りたいという方にも有益です。起業や経営の意思決定に関わる方にも有用なノウハウが含まれています。
本セミナーでは、数学という言語の難解さをできる限り排除して、「制御の森」と題した３枚の地図を頼りに散歩する形式で進めます。ポイントとなる用語や概念の間をひとつずつ歩いて渡ることで、制御世界を目に見える形で理解できます。
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開催日 |
2026年1月14日(水) |
時間 |
13:00～14:00（開場12:45～） |
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対象者 |
・制御の全貌を知りたい方
・制御に興味があるが数学が苦手で挫折したエンジニア ・自分の仕事と制御の接点を見つけたい方 |
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開催方法 |
Zoom (ウェビナー) |
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セミナー内容
| 1 | セミナーの目的 |
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・こんなに使われている制御技術（制御技術の応用事例紹介） ・「制御」って何？ （制御｛理論、技術、工学｝の説明） | |
| 2 | 制御の森 |
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・制御の森は「物理」と「サイバー」の沼の上にある ・沼の上には「信号」の橋があり「５つのモデル」と繋がっている ・「５つのモデル」は「物理」と「サイバー」の両方に鏡写しのように存在する ・「５つのモデル」は互いに翻訳可能であり、そこから様々な情報が読み取れる | |
| 3 |
制御系設計のレイヤ構造
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・制御系設計は複数のレイヤ構造を持つV字設計プロセスである ・要求仕様と機能仕様を繋ぐのが「５つのモデル」 ・設計仕様の具体化が制御系設計（学校で教える制御工学はこれ） ・最適制御とは物理的拘束条件下での数理最適化問題 | |
| 4
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組込み曼荼羅 |
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・制御系設計と制御アルゴリズム実装は別の技術 ・マイコン実装の基本は、割り込み、IO、通信 ・レイヤごとに異なる言語を翻訳しながら繋ぐのが実装技術 | |
| 5 | まとめ |
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・制御工学はいろんなところで使われている ・制御工学は５つのモデルで語られる知識体系 ・制御系設計は複数のレイヤからなる（学校では一部しか教えてくれなかった） ・制御アルゴリズムをマイコンに実装するには割り込み知識が必要 | |
| 6 | 質疑応答 |
到達目標
・制御の面白さを理解する。
・物理界とサイバースペースは制御でつながっていることを知る。
・制御は数学という言葉で語られている。
講師プロフィール
汐月 哲夫
博士(工学) (東京工業大学)
1983～1990：熊本大学工学部 助手
1990～2006：熊本大学工学部 助教授
2006～2007：熊本大学大学院自然科学研究科 助教授
2007～2008：熊本大学大学院自然科学研究科 准教授
2007～：東京電機大学 未来科学部 教授
【所属学会】
計測自動制御学会、システム制御情報学会、IEEE Control System Society、日本ロボット学会、機械学会
【専門分野】
制御工学, 通信・ネットワーク, 機械力学、メカトロニクス, 機械力学、メカトロニクス, システム工学 キーワード(ネットワーク化制御、遠隔操作システム、制御理論、人間機械系，システム理論)
【著書】
つながる！基礎技術IoT入門 (共著)
セミナーお申込みに関する備考
●本セミナーは、申込者限定の動画配信が後日ございます。●
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