
入門 初級 ゼロから学ぶスミスチャート
セミナー概要
高周波領域で回路を評価する際に用いられるSパラメータやスミスチャートを直感的なイメージで理解できる入門セミナーです。電気・電子回路の入門者・初心者や、高周波回路測定の課題を大まかに理解したい方に向けて説明します。
高周波で動作する回路は、電圧や電流の測定が正確にはできません。測定するためにプローブを近づけただけで回路の周りの電磁界が変化してしまうからです。
Sパラメータは回路に入射・反射される電力を基準にした評価方法で、高周波領域でも正確な回路特性を把握することができます。また、スミスチャートは、高周波回路の特性を視覚的に表す図表で、直感的に最適な設計パラメータを導出することが可能です。
開催日 |
2025年11月12日(水) |
時間 |
13:00~14:00(開場12:45~) |
対象者 |
・通信・電気・電子関連の(初級)技術者
・Sパラメータ、スミスチャートに関する技術をおおまかに理解したい人
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開催方法 |
Zoom (ウェビナー) |
セミナー内容
1 | Sパラメータとは何か? |
・高周波領域で回路解析する際のSパラメータの必要性 ・Sパラメータの定義 ・反射損失と透過係数とは | |
2 |
スミスチャートとは |
・インピーダンスと反射係数を視覚的に扱えるスミスチャートとは ・スミスチャートでできること | |
3 |
イミタンスチャートを用いたインピーダンス整合 |
・アドミタンスチャートとは ・イミタンスチャートとは ・イミタンスチャートを用いたインピーダンス整合の方法 |
到達目標
Sパラメータの意味を理解し、その結果から導かれる回路特性がわかり、スミスチャートを用いた整合の方法が理解できる。
講師プロフィール
前多 正
1983年 豊橋技術科学大学電気電子工学専攻修了、同年、日本電気株式会社入社。
1999年 同社光無線デバイス研究所主任研究員、2006年 同社デバイスプラットフォーム研究所主幹研究員。2010年 ルネサスエレクトロニクス株式会社を経て、2015年より芝浦工業大学電子工学科教授、2024年退職。
2005年~2010年International Solid State Circuit Conference (ISSCC)ワイヤレスプログラム委員、2018年電子情報通信学会英文論文誌(A)小特集プログラム編集委員長などを歴任。
専門は、アナログRF回路設計。
著書は、RF集積回路の設計手法、高速デジタル信号伝送回路の設計と評価法(以上、科学情報出版)、アナログ電子回路、ディジタル電子回路(以上森北出版)
セミナーお申込みに関する備考
●本セミナーは、申込者限定の動画配信が後日ございます。●
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